注:猫エド

細く、白い首にはまった赤い首輪と、躯を揺らす度に鳴り響く鈴。
「ふぁ…ん‥」

眩しい程の裸体を擦り寄せて口付けをせがむこの子猫が愛しい。
「ジャ‥…っ…ンん…////」

ちゅっ、と可愛らしい音を立てて離れた唇を名残惜しそうに見送って恋人を呼ぶ子猫の金髪の間から覗いている猫耳は、黄味がかった茶色だ。
「ん…?なんだ、エド」

下に蟠ったシーツを纏いもせず、熱に浮かされた様な琥珀色の瞳で見上げてくる相手の腰に手を添え、段々と下に滑らせながら問い掛ける。
「んん…っ、も、しよ?からだ‥…あっついよぉ…」

キスだけで半勃ちになった自身を俺の太股に擦り付けてくるエドワードは、誰がどう見ても淫乱そのもの。
今すぐ誘いに乗りたい処だが、少しだけ焦らしてみるのも面白い。

「なに、お前発情期だっけ?」

くつくつと喉の奥で笑い、軽く股間を股で押してやる。

「あぁん‥…///、そ‥かも‥…っ」

それだけでも堪らないのか軽く身を震わせてあっさり肯定してみせたエド。
こりゃ末期だなと、内心ほくそ笑んでふさふさした柔らかい尻尾を毛並みに逆らって撫で上げた。

「ひゃうぅっ!!ゃ、しっぽだめぇ…!」

ふにゃりと垂れた耳とは反対にピンク色をした可愛らしい半身は腹に付くまで反り返っている。最近知ったのだが尻尾も弱いらしい。

「じゃあ何処がイイんだよ?」
脇の下に手を入れ、胡座をかいた膝の上に未だ震えるエドを乗せた。相手の返答を聞く時間も惜しい気がして、薄く色づいた胸の飾りを人差し指の腹で転がす。

「ゃあん…っは、ァ…、そゆ…とこ…‥っ」

ふるるっ、と背筋を粟立て甘ったるい吐息を零しているエドワードの手が俺の股間の辺りを這う。裸身のエドワードとは違い、上半身だけ衣服を纏っていない状態の俺。
下はGパンを履いたまま行為に及んでいる訳だ。

「‥…おい?」

おぼつかない手つきでチャックを下げだす相手を不審に思い、指の動きは止めないまま顔を覗き込む。

「ジャン…の…‥シたい‥…っ、ん…」

どうやら見る限り冗談では無いらしい。完全にチャックを下げきって取り出した俺のモノを見て、うっとりとした表情を浮かべている。

「ん…スキ…‥、、」

そのまま上体を屈め、エドワードは自ら俺の股間に顔を埋めた。
‥初めは、先端を軽く一舐め。

「っ‥…」

猫特有のざらざらとした舌が高ぶっている下半身を這っていく。
裏筋から先端までの間を何度も何度も舌で往復され、俺の半身はエドワードの唾液と自身の出した先走りでいやらしくぬらぬらと濡れ、光っていた。

「ちゅ…っ、ん…‥」
一旦口を離されてホッとしたのも束の間。再度先端だけを咥え込まれ、重点的に愛撫を加えられる。

「くっ‥…、っ…」
先端の窪みに沿って熱い舌を擦り付けてくるエドワードの頭を知らずのうちに掴んでいて。迫りくる吐精感に思わず腰が退けると、それを追いかける様に思い切り吸いつかれた。

「つっ―――!!」
次の瞬間、ドクンっ、と耐えきれず相手の咥内に白濁とした欲望を解放してしまい、慌ててエドワードの頭を引き剥がそうと猫耳を軽く引っ張った。

「んんんっ…!ぅ…、」
「馬鹿、出せって…」

未だ咥え込んだまま離れない子猫は、何回かに分けてゆっくりと飲み下した後もしつこい位に半身を吸い、最後の一滴までも飲み干す。

…正直、流石の俺でも赤面ものだ。

「ん…ふぅ…‥、」
ようやっと離れた唇にも俺の飛沫が飛び散っていて、それすら綺麗に舐め取るエドワード。ゆるゆると上体を起こし、甘える様に首へ腕を回してきた。

「お前…どーいう…」

「スキって…いったじゃんかぁ…‥っ、ジャンの‥だから‥…」
可愛らしく告白をしてもじもじと腰を揺らす相手が、まだ熱を解放していない事を思い出して指を小さな半身に絡める。

「ぁふ…‥っ///」
「…さっきの礼に、めちゃくちゃ気持ちよくしてやる」

柔らかい毛が生えた耳に囁きを落とし、そのまま手は上下に動き出す。既に透明な蜜で濡れた半身からは、くちゅくちゅと甘い音が響いて二人の聴覚を敏感にしていった。

「はっ、やぁん…!ぁ、あ、あぁんっ///」

俺のモノを咥えていて興奮したのか、小さなソレは今にも達してしまいそうな程パンパンに張り詰めている。
一気に吐精を促して、根本を扱き上げながら先端に爪を立てて擦ってやった。

「ゃ、はっ…っあぁぁんっ!!」

びゅくびゅくと思い切り自らの精を吐き出し、息を荒げる子猫は見るからに扇情的で、情欲を掻き立てられる。
顔に散った精液を舐め取ってやり、敏感な尻尾を掴みながら四つん這いにさせた。

「ひゃっ!?///な、なに…?」
「なにって、挿れるに決まってんだろ?こんだけ濡れてりゃ慣らさねぇでも大丈夫だし」

それだけ短く告げて、再び勃ち上がった半身をヒクついている相手の蕾へ一気に挿入した。

「ひっ、あぁぁぁっ!!」
白い背中が大きくしなる。エドの息が落ち着くのも待たずに律動を刻み始めた。

「ぁ、ぁ、っひゃぁんっ!」

浅い入り口の処ばかりを焦らす様に抽送してやれば、物足りないと言う風に腰を擦り寄せてくる。そんな姿が可愛くて少々乱暴に最奥まで突き上げてみたり。

「やあぁっ!…はげし…‥っ、こわれ‥ちゃうぅっ!」

イヤイヤと首を振る割には俺を咥え込んで離そうとしない内部の肉壁の心地よさを感じながら奥の奥に有る前立腺を、ぐちゅぐちゅと音を鳴らしてこれでもかと言うくらいに攻め立てた。

「はァっ!!も、イく!イッちゃぅ!あぁぁあーっ!!///」
「くっ‥…!!」

エドが2度目の絶頂を迎えシーツに向かって精を吐き出したのを合図に少し遅れて俺も数回突き上げた後、熱い精液を内部へ注ぎ込んだ。










あの後、余程疲れたのか落ちる様に寝入ってしまったエドの体を拭き、自分もその横に肘を付いて寝顔を眺める。
気持ちよさそうに俺の腕の中で猫耳を時折ぴくぴく動かす仕草が、なんとも可愛らしい。



赤い首輪に付いている鈴が寝返りのたびにチリン、と鳴る。それが耳に心地よくて俺もゆっくり目を閉じた。





猫は湯たんぽ代わりになるってホントだな…